
施主の奥様の長年の夢でありました竹ひご天井、茅葺きの古民家の囲炉裏天井にのように、煤焼けした炙り竹を模した天井を一から手創りし張り上げ、埋め込み照明、杉の腰板、スロープ手摺り、玉石張りの玄関土間と京都の料亭風の味ある玄関ホールにリニューアルしました。
竹ひごをアクセントに利用したニッチもちょっとした和風の飾り棚で、訪問客様を モテナスのに、いい雰囲気を醸し出しています。
御年78歳になるご主人も足腰の老化には叶いませんので、 用心を期してスロープ手摺りを希望され急遽、段差仕様を変更し至れり尽くせりの素晴らしく、合理的な玄関ホールに生まれ変わりました。ちょっとした来客対応にもソファーに腰掛け、談笑できて快適な暮らしが出来ると喜ばれています。
予定外の追加工事も依頼され、見積もり時のリフォーム工事費が、蓋を開けたら3倍余りの工事費になりました。後で聞くとその位は、掛かるだろうと予定範囲内ということでした。
リフォーム工事は、一箇所だけでなくその場所が綺麗になると同時に他の場所との釣り合いが取れなくなり、増額に成ることが、しばしば見受けられます。予算的に余裕がある方は追加されていますね。